香水の写真は凄くすてきです。香水の写真だけで文化の違いがよくわかります。
香水の宣伝の写真などを見ると、とってもエロティックなものが多いのには驚かされます。ここまでエロティックでいいのかと。ヴェルサーチの香水の写真などは男女が全裸で抱き合っているというもの。しかも男性の顔は女性のお尻の上にあるという香水の写真です。モデルが白人の美男と美女なので無機質な感じの写真になっていますが、それほど香水というものは男女の恋を演出する道具として欧米では使われてきたのだという事がよくわかります。日本では、女性のおしゃれの為に香水をつけますが、欧米では男女を引き寄せる為に香水は使われているようです。香水の写真を見てそう思いました。
香水の写真でもう一つヴェルサーチのポスターがあります。これも欧米と日本の違いを象徴しているような香水の写真なのでご紹介します。まず、ノースリーブのドレスを着た女性がベットの上に寝そべっています。女性は片腕を頭の方へ上げている格好です。その両脇にはタキシードを着た端正な顔立ちの男性が二人。何をしているのかと思えば、女性のわきの下の匂いを嗅いでいるのです。体臭がキツイといわれる欧米ならではの香水の写真です。これほどダイレクトな香水の写真もかなりインパクトがあります。日本ならせいぜい夏の時期に、女性がわきの下の匂いを気にするぐらいでしょうが、欧米では体臭で悩んでいる人が多いのだとわかる香水の写真でした。
欧米の香水のポスターの写真はほとんどが男女が出てきます。そして決まって抱き合ったりしています。これが香水の写真の黄金のパターンのようです。アルマーニの香水のポスターの写真も赤いドレスの女性と黒の背広の男性が階段で抱き合っている写真ですし、イブサンローランは結構過激で全裸の男女が抱き合っています。ドルチェ&ガッパーナの香水の写真も下着姿の男女が抱き合っているというちょっとエロティックな香水の写真です日本で公開されている香水の写真はこんな過激なものはないですよね。ヴェルサーチにしろイブサンローランにしろドルチェ&ガッパーナにしろ、ほとんど日本で公開されている香水の写真はもっと清潔感のあるものが使われているとおもいます。香水の写真一つとっても文化の違いは大きいものです。